箱根温泉公式ガイド 箱ぴた

2011年7月4日(月)

ボランティア活動~炊き出し編~

今回はいつもの福島県いわき市へのボランティア活動の他に、
箱根温泉AIDプロジェクト実行委員会主催の宮城県石巻市への炊き出しボランティアの模様をご報告。
6/24~26まで小田原箱根商工会議所の皆さんの仕切りで、我が箱根温泉旅館協同組合からも4名が参加してきました。
いわき市に比べ、比較的TV報道などで目にする機会が多い場所でしたが、やはりいざ訪れてみると、その壮絶さに絶句。
復興はまだこれからと感じさせられる道のりでした・・・

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6月24日(金)夜。
大型バス1台、トラック2台、バン2台、そして箱根の温泉を積んだタンクローリー等、総勢約50名のスタッフで、箱根を出発。
深夜の東北自動車道をひた走りました。

早朝5時に石巻に到着。

温泉も無事到着

まず最初の目的地は石巻市の高台にある「洞源院」というお寺です。 
約80名ぐらいの方が、避難しているこの場所。
笑福亭鶴瓶さんや、桂歌丸さん、田中義剛さん、相田翔子さんなど多くの著名人の方も既にボランティアに入っている場所です。

被災地の皆さんに普通の生活を!と思い、旅館の朝をイメージした朝食をご用意することに。

小田原の干物もご用意

梅干しや蒲鉾、温泉たまごに生湯葉など箱根小田原のいろいろな企業さんにご協賛いただいた品で朝食が完成!

箱根スペシャル朝食!

 さらに・・・

箱根の強羅温泉の湯をタンクローリーで運び足湯もご用意しました。

多くの方に浸かっていただきました

 出発の時には、子供を中心に、歌のプレゼントまでいただきました。

一番前でHAKONEのキャップを被っている女の子が、
「私もこのまま箱根に行ってきま~す」と言うと、皆が笑顔で「いってらっしゃい!帰ってこなくてもいいよ~(^^)」と冗談まで出るほど、とっても明るい元気な皆さまでした。
表に出さなくても、苦労も絶えないはず。
そんな姿を微塵も見せずに震災以来、独自のルールのもと避難されている方が一体となって運営している避難所なだけあって、皆さんが和やかに、そして前向きにこの受難に立ち向かわれていたのが印象的でした。

続いて一行は、「石巻市飯野川第一小学校」に移動。
ここは約30名の方が避難されているいわゆる一次避難所。
普段は朝食はパンかおにぎりということだったので、「うどんランチ」をご用意しました。

約100人前をご用意

もちろん足湯付きです

 グラウンドには暑さ対策として、プレハブのクーラールームを設置していました。避難所自体は体育館なので、夏の暑さを考えると、避難者の方の苦労が目に浮かびます。

このあたりは高台だったので直接の津波被害は少なかったようですが、一路石巻港付近に向かうとやはり想像を絶する光景。

TVでは報じられない部分で感じたのは熱気と臭いそしてハエ。
津波とともに、ヘドロなども流れたため、海岸近くは特にその被害もひどいようです。
その後、石巻の専修大学に設置されたボランティアセンターへ物資を届けに。

「殺虫剤」「長靴」「リアカー」など

 敷地内には泊まり込みで活動するボランティアの方々のテントが無数張られていました。本当に頭が下がる思いです。

今回の活動を通して感じたことは、復興は「これから」ということ。
避難所で大変な生活を送られている方々もそうですが、徐々に片付けられつつあるがれきの後には何もありません。

片付け→建てることに進むのにはまだまだ時間がかかります。
改めて「ここからが日本人の本当の絆」を見せる時だと感じました。

さあ頑張ろう日本!

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